令和2年度共同募金による令和3年度事業実施報告④(社会課題解決プロジェクト)

特定非営利活動法人 スペシャルオリンピックス日本・秋田

  • 助成事業

 「知的障害者に年間を通じてスポーツする場の提供」

  • 事業の概要

 新型コロナウイルスの影響で、予定していた会議・研修がすべてリモートに変更となり、ボランティアコーチの育成に向けての実技研修及び事務局を中心とした幹部スタッフの理念・方針・教育等ができず、予定の大幅な変更を余儀なくされ、結果的に助成金の返還処置の対応となってしまいました。唯一テニスラケットの購入は完了できました。

  • 実施の成果等

 2021年度では計画の中止、もしくはリモートでの会議が中心となり現地での集合研修・会議ができませんでした。テニスラケットの用具を準備させてもらいましたが、1回のみの活動歯科できず次年度ではウィズコロナも視野に入れながら、活動数を増やしていく予定を組みたいと考えております。

  • 寄付者へのありがとうメッセージ

 貴重なご支援、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。皆様からの温かいお心遣いで当法人も活動の継続ができておりますが、昨年に引き続きコロナウイルス感染の拡大による影響でほとんどの活動を実施することができず、皆様よりご支援いただきました助成金の一部を返還せざるを得ない状況となり、心よりお詫び申し上げます。
次年度では、コロナウイルス感染の終息を心より祈念するとともに、今後も皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

秋田県教育協会

  • 助成事業

 「子どもいきいき応援事業」

  • 事業の概要

 教育の格差解消に向けて、経済的に恵まれない家庭の児童・生徒や保護者を対象に次の事業を推進する。
・学習支援事業…経済的な理由等により学習が十分でない児童・生徒を対象に長期休業を利用した無料の学習教室を開催する。
・保護者相談事業…保護者の子育ての悩みや、子どもの学習継続のための経済的支援等についての電話で相談に応じる。

  • 実施の成果等

 ・今年度はコロナ禍の影響があり、学習教室を実施できたのは冬季休業中の3日間であった。参加者も4会場で29名と少なかったが、昨年度から継続して参加する子どもが多く、学習教室が定着しつつあることがうかがえる。
 ・昨年度以上にコロナ対応に徹底し、感染防止に努めた。特にアクリル板の設置は子供や保護者に安心感を与えたようだ。
 ・県社会福祉協議会の「あきた子供応援ネットワーク」の活用により、高校生の学習ボランティアが6名ほど参加してくれた。

  • 寄付者へのありがとうメッセージ

 これまでの取り組み通して感じたことは、事業を推進するためには経済的な裏付けが必要だということです。コロナ禍対応として、年度当初の計画にはなかったアクリル板の設置を考え実施しましたが、もし夏休み学習教室が実施された場合、経済的な理由により冬休みの学習教室は実施できなかったのです。皆様からの温かいご支援が、子供たちの生き生きとした学びの姿を生み出しています。ありがとうございました。