平成28年度募金による平成29年度実施事業報告⑧(NPO法人ふじさと元気塾)

【NPO法人 ふじさと元気塾】

助成事業
「大学生と連携したNPOの拠点を生かした高齢者支援の仕組みづくり」

事業の概要
 
ふじさと元気塾は、粕毛地区共助組織の立ち上げに関わり、活動を充実させるために大学生グループARCの人たちと連携を深めた。学生たちは年間何度も訪れ、イベントや祭典にも参加して住民との交流を深めた。8月には農泊事業がスタートし、学生たちは積極的に地域の課題解決につながる提案をした。最後に3人の著名な講師、地域住民、農家民宿経営者、ARCのメンバーを交えてシンポジウムを行った。また、エアコンとウォッシュレットを設置してもらったおかげで、お年寄りの人たちに気軽に元気塾の拠点事務所「ねまるベース」を利用してもらった。

実施の成果等
 ARCの学生たちは、単に助っ人としてだけでなく、住民と対等の関係で新しい目線で捉えた考えや意見を発言した。事業の柱の1つであった大学生グループARCとの協働は意味があった。8月に持続的なビジネスになりうる農泊事業を6軒が参加してスタートできたことは、地域を元気にする視点からも大変有効だった。ARCのメンバーは何度も宿泊して、農家民宿経営者の人たちと建設的な意見交換を行った。更に体験メニューの開発にも貢献したため、事業がスムーズに進んだ。
 
寄付者へのありがとうメッセージ
 「赤い羽根共同募金に寄付くださった方々には大変感謝いたします。皆さまのおかげで、大学生を交えて、地域の高齢者をはじめ住民を支える仕組みづくりを考え実行できました。
 今回の助成成果を生かして、更に地域が元気になるための活動を継続していきたいと思います。これから先も大学生グループには藤里町と関わってもらうことができるように考えていきたいと思います。本当にありがとうございました。」

 

   

 

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