平成23年度NHK歳末たすけあいでは、東日本大震災の被害により被災地から秋田県に避難されている方々のうち、県営住宅、市町村営住宅、雇用促進住宅及び秋田県が応急仮設住宅として借り上げた民間賃貸住宅に入居されている世帯に対して、豪雪・寒冷地である秋田県での長期間に渡る避難生活を少しでも快適に過ごしていただくための環境整備を目的として、暖房器具又は暖房器具購入費の助成を実施しました。

暖房器具等の助成を受けた皆さんから寄付者の皆さんへのメッセージが届きましたのでご紹介させていただきます!!

～メッセージ（一部紹介）～

小学５年生の娘と秋田市に来て４ヶ月になります。秋田の冬は寒いと覚悟しておりましたが、１１月中旬頃より“あられ”が降ったり、突風のような風が吹いたりと海近くの地域だからでしょうか、冬の訪れの早さに驚いておりました。
この度、多くの方々からのご助成により上記の品物をいただきました。細やかなお心づかいに大変感謝しております。本当にありがとうございます。
娘の言葉より…「共同募金」という言葉はよく耳にしますし、年末には街中で見かける事が多くありました。
娘も関心があり、協力させていただく事がありましたが、その後どうなっていくのかまでは理解しておりませんでした。この度、娘にとって身をもって感じ、知ることができたことも含め、皆様の温かいお気持ちに触れる事ができたこと、すばらしい機会になったようです。人のために自分だったら何ができるだろう…と考える心が芽生えてきたようです。（電気こたつ・布団付の助成を受けられた方）

福島でも雪は降りますが、秋田の雪は比べものにならないほどですね。
知人、友人、誰ひとりいない秋田へ避難してきたこと…本当にこれでよかったのか…と迷い悩む日々ですが、秋田に来てからたくさんの秋田の方たちにお世話になり、どの方もみなさん優しくあたたかく…本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
秋田には縁もゆかりもありませんでしたが、秋田が大好きになりました。（石油ファンヒーターの助成を受けられた方）

宮城県亘理郡亘理町から家族で避難して、今は湯沢市に住んでいます。住んでいた亘理町は暖かく、雪もほぼ降らない所でしたので、湯沢は雪の量もすごくとても寒いです。
早速ホットカーペットとふかふかのラグマットを購入させていただきました。息子（７歳）も娘（４歳）も気に入って、「あったか～い」といつもゴロゴロとしています。
寒い日がまだまだ続きますが、がんばって過ごしていきたいと思います。皆様のお気持ちが身にしみます。どうもありがとうございました。（ホットカーペット、カーペット用ラグマットの助成を受けられた方）